在である農村MPISの成功がある。行政地域のほぼ100%が加入しており、産業の振興や生活の改善のための町づくり、村づくりの手段として「地域情報チャンネル」を活用している。村議会の生中継や中学校の卒業式の放送など、住民が参加し住民が楽しむCATV放送が実現されている。また、自治省は1990年に(財)自治体衛星通信機構を郵政省と共管で設立し、衛星通信で地域の情報を全国のCATVに配信できる仕組みをつくった。91年にはおよそ1,400の市町村で運用され現在でも導入が進められている。また、大分県のように「ネットワーク型CATV構想」を打ち出し、地方分権、地方の活性化に活用しようとする所も現れている。